二次創作ではコロサンで描かれることが多いが、これは元ネタを考えると少し違った進化をしている
コロンビーナにはすでに伴侶がいる
まず原作におけるコロンビーナの立ち位置はこう
つまりまず原作においてコロサンがくっつくかというと、かなり珍しい解釈でなければ難しいということ
少なくとも多いのはアルレッキーノとのカップリング
時代やメディアの違い
時代で見てもコロンビーナはコメディア・デラルテの黎明期(16世紀)から存在する最も古いキャラクターなのに対して、サンドローネは(19世紀初頭ごろ)に人形劇のキャラクターとして作られた、比較的に新しい仮面。ここで重要なのはメディアの違いで、先述したとおりコロンビーナはコメディア・デラルテ、つまり人間の劇なのに対して、サンドローネは人形劇なので映画と漫画くらい違うことになる
舞台もまったく異なっていて、コロンビーナやアルレッキーノ(とパンタローネ)は北イタリアの古典的な一座で定番の組み合わせなのに対して、サンドローネはイタリアのモデナ地方などの地域色が強い、まぁいわゆるローカルキャラに近い。
まぁもちろんローカルキャラだからといってメジャーなキャラとくっついちゃダメなわけじゃないけど
つまり地域もメディアも時代も違う、いわば「ほぼ別のシリーズにいた」みたいなキャラ同士とういこと
イメージ的には100年後の世界を題材としたスピンオフのキャラとのカップリングみたいなもん
妥当性
まずサンドローネが一緒に登場するのはコロンビーナではなく、妻のプロニアや息子のスゴルギニェッロのような家族であることが多い
つまりサンドローネにはすでに伴侶がいる
そして原作におけるコロンビーナのカップリングで言及したとおり、コロンビーナ側にもすでにアルレッキーノという伴侶がいることになる
つまりこの2人を結びつけるというのは、少なくとも原作においては少々インモラルになる
とはいえ、もちろん原作に絡みがないならカップリングしてはいけないわけじゃないし、共通点がないわけじゃない
一番の共通点はどちらも無学だが知恵を持っていること、あと身なりがよくないこと
「本来は交わることがなかった似た者同士の2人」が運命によって結ばれたと考えれば、まぁ。
まとめ
ただどちらにせよ少なくとも原作における立ち位置は変わらない
要約
コロンビーナの役回りはアルレッキーノの恋人や、主人の恋を応援すること
サンドローネの役回りは「悪賢い田舎の農民(大男)」として、妻と息子の3人の生活を送ること
このため2人は基本的に絡むことがない
つまりコロサンは原作と違う進化を遂げていると言える。
ではなぜコロサンは尊いのかという話だが、それは原作とは関係ないのでここでは書かない